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カスタム743は、シンプルで飽きの来ないデザインの中に、パイロットというブランドとしてのこだわりが
たっぷり詰まった万年筆です。 そのこだわりは、豊富なペン先のラインナップや、徹底した基本品質の追求の姿勢に現れています。 一生ものとして、末永くご愛用いただける万年筆として、自信を持ってお薦めできる逸品です。 |
写真: 万年筆 カスタム743 パイロットコーポレーション/日本製 |
パイロット カスタム743をお薦めする理由 |
パイロット カスタム743 | Pilot Custom743 Black |
極細字~極太・特太字まで、14種類のペン先を順を追ってご紹介しています。 微妙な差を持つペン先や、カスタムシリーズならではの特徴的なペン種に つきましては、途中で動画もご用意していますので、ぜひご覧ください。 |
極細字のペン種 一般的な極細と、きっちりと細い極細 | ■画像をクリックすると拡大できます |
EF (エクストラ ファイン) 極細字 |
▼ 筆跡見本 |
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PO (ポスティング) 硬めの極細字 |
▼ 筆跡見本 (5ミリセクションに小さめに筆記) |
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細字のペン種 軟らかさが選べる充実の細字とフォルカン | ■画像をクリックすると拡大できます |
F (ファイン) 細字 |
▼ 筆跡見本 |
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SF (ソフト・ファイン) 軟らかめの細字 |
▼ 筆跡見本 |
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FA (フォルカン) 超ソフトな毛筆タッチ 823プランジャータイプもございます。 カスタム823のページはこちら |
▼ 筆跡見本 |
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【 FとSFの比較と、フォルカンの筆記特性を動画でご覧ください 】 |
■画像をクリック、またはプレイボタンをクリックすると再生が始まります。 |
FとSFのペン先のタッチ | FとSFの筆記のようす |
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フォルカンの書き心地 |
中細字のペン種 使用範囲が広く便利な線幅 | ■画像をクリックすると拡大できます |
FM (ファインミディアム) 中細字 |
▼ 筆跡見本 |
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SFM (ソフト・ファインミディアム) 軟らかめの中細字 |
▼ 筆跡見本 |
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【 FMとSFMの比較を動画でご覧ください 】 |
■画像をクリック、またはプレイボタンをクリックすると再生が始まります。 |
FMとSFMのペン先のタッチ | FMとSFMの筆記のようす |
中字のペン種 軟らかさの選べる中字と、お薦めの一本 ウェーバリー | ■画像をクリックすると拡大できます |
M (ミディアム) 中字 |
▼ 筆跡見本 |
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SM (ソフト・ミディアム) 軟らかめの中字 |
▼ 筆跡見本 |
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WA (ウェーバリー) 全方向になめらかな 軟らかめの中字 823プランジャータイプもございます。 カスタム823のページはこちら |
▼ 筆跡見本 |
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【 MとSMの比較と、ウェーバリーの筆記特性を動画でご覧ください 】 |
■画像をクリック、またはプレイボタンをクリックすると再生が始まります。 |
MとSMのペン先のタッチ | MとSMの筆記のようす |
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ウェーバリーの書き心地 |
太字~特太字のペン種 インクたっぷり、ときめく太字群 | ■画像をクリックすると拡大できます |
SU (スタブ) 縦太・横細字 |
▼ 筆跡見本 |
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B (ブロード) 太字 |
▼ 筆跡見本 |
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BB (ブロードブロード) 極太字 |
▼ 筆跡見本 |
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C (コース) 特太字 |
▼ 筆跡見本 |
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■使用レポート | -店長 萩原より使用インプレッション- |
■画像をクリックすると拡大できます |
付属のコンバーターの使い方 もちろん、付けたり外したりができ、差し込み口はカートリッジと同様になっていて互換性がありますので、カスタム743をカートリッジでご使用頂くことも可能です。 使い方は、ペン先とペン芯をインクに浸けた状態で、後端のボタンを数回押します。 押すたびに少しずつインクが吸い上げられて来ますので、タンクがいっぱいになるまで繰り返しボタンを押します。 ボタンを押す時に、軸を保持している方の指が滑ると、勢い余ってインクビンの底にペン先をぶつけてしまう恐れがありますので、できれば写真の様にもう一箇所を保持しながら行った方が安心です。 吸入が終わったら、ペン先を上に向けた状態で、ペン先や首軸付近に付いた余分なインクを拭き取ります。 拭き取りが必要な理由は、余分なインクで空気溝が塞がっていると、空気交換の妨げになり、筆記に必要なインクの供給が悪くなるためです。 また、この状態で首軸を指で軽く弾いて空気溝の中のインクをタンクへ落とすようにしておくと、より確実です。 日常のご使用で多少ラフに行なっていても、毎回必ずトラブルが出る訳ではありませんが、原理を知っておいて頂くと、いつもと調子が違うといった時に対処しやすいと思います。 二重ペン芯の効用 二重ペン芯は、より安定したインクの流れをペン先に提供し、常に快適なインクフローを実現していますが、それ以外にもたいへん便利な特徴を持っています。 多くの吸入式の万年筆では、インクを吸入する際に、インクにペン先を浸して吸入操作を行いますが、この時ペン先の付け根付近をきちんと浸けて首軸が少しインクに付く位まで浸さないと、空気を一緒に吸い込んでしまい、タンクいっぱいまで吸入できないことがあります。 ところが、カスタム743をはじめパイロットの二重ペン芯を持つ万年筆では、写真に見える二重ペン芯の穴がインクに浸かっていれば、その位置で吸入が出来る仕組みになっています。 そのため、首軸付近をインクで汚す心配がないのでインク補充後のお掃除がたいへん楽になっています。 インクの補充も楽しい作業ですから、拭き取りも大して苦にならない場合もありますが、首軸の拭き残しが知らないうちに手に付いて、それで手紙などを汚してしまうこともありますので、助かる機能であると思います。 また、写真でも少し見えますが、ペン芯の樹脂の表面は あえて粉を吹いたように微細なザラザラに仕上げられています。 これは、「濡れ性」をアップさせるための工夫で、これによりインクを弾かず親和させることができ、ペン芯の基本的な性能を向上させています。 ペン先のハート穴が充分にインクに浸っていれば、その裏側にある二重ペン芯の穴もインクに浸っています。 このような二重ペン芯の機構を活かした吸い上げ方では、外側のペン芯(いつも見えている方のペン芯)の首軸付近にある空気口は空中にあるので、吸入操作の際にそこからも空気は入ります。 そのため、首軸まで浸けての吸入に比べて、ボタンを押す回数は多少多くなりますので、吸入の効率としては少し落ちます。 手に馴染むバランスの良さと、使い込む楽しさ この方が、ちょっと置いた時でもペンが転がりにくく安心ですし、親指の付け根に当たるボディの感じにも安定感があるようです。 また反対に、外したキャップは尻軸にはめず、そのままで書くのがお好きなかたもいらっしゃると思います。 キャップを付けて書くと後が重くなり、かえって書きにくいのでそうしていらっしゃるのだと思います。 キャップを尻軸にはめて書く方が好きなかたでも、その万年筆のキャップが軸に比べて重過ぎたりしますと、キャップをはめずに筆記したりすると思います。 そのため、キャップを付けた筆記状態でのペンのバランスは、万年筆を選ぶ時の重要なチェックポイントであると考えています。 カスタム743では、上の写真のような持ち方の場合、キャップの重さで重心が後に引っ張られるような事はなく、とても良いバランスで手にフィットします。 キャップのはまり具合ですが、キャップの内部に設置されている、ペン先の乾燥防止のインナーキャップというカップ状のパーツと、キャップの開口部のそれぞれが、偏ることなく二箇所できっちりと胴軸を保持しますので、筆記中にカクッと動いたりグラついたりする事はありません。 支点になっている指のところがほぼ重心位置と言えると思いますが、中心付近に位置しているのが分かります。 インクはいっぱいまで入れた状態です。 バランスのお好みにつきましては、手の大きさや万年筆を持つ位置が上の方か下の方かで大きく変わって参ります。 また、店内でのお試し書きの際にも、手の小さな主に女性のお客様では、元々キャップを尻軸に差さないかたも多く、また男性でもキャップなしがお好きのかたもいらっしゃるので、こればかりはお好みの問題ですが、少しでもご参考になれば幸いです。 カスタム743のデザインは、基本的すぎるくらいのシンプルなもので、よくお客様から、「子供の頃に抱いていた万年筆のイメージそのもの」と言われます。 確かに、飾り気のないシンプルなデザインですが、クリップやリングの質感や仕上げも素晴らしく、使い込んで行っても汚く古ぼけるのではなく、味わいや存在感にも磨きがかかり、さらに風格が出てくるといった感じの熟成の仕方をします。 かなり使ったカスタム743の黒と金だけのシンプルなトーンには、古いけれどもよく手入れをされたピアノを連想するような味わいがあります。 たまに磨いてあげますと、これまで一緒に過ごして来た中で付いた小傷がキラキラと光に輝き、尻軸付近には長年のキャップの付け外しで生まれたかすかな磨耗のうねりが指に伝わります。 私なりのお気に入りの筆記具の中でも、登場回数の多かった、優れた道具としての勲章だと思っています。 お手になさりましたら、末永く可愛がってくだされば何よりです。 |
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● 商品写真の色は、実物と異なって見えることがございます。 |
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