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アサヒヤオリジナル 帳簿式3年日記帳

こだわり製本職人の手作りによる日記帳です

帳簿式3年日記帖
製本技術の中でも、もっとも手間と熟練を要するものの
一つに、帳簿の製本が挙げられます。
長期間に渡り、何度となく開閉と記入・閲覧を繰り返しても
帳面としての基本性能が劣化してはいけない、
高い耐久性を求められてきた帳簿製本。
その技は、製本技術の粋の結集とも言えます。
コンピューターの普及による帳簿需要の減少、製本工程の
複雑さによるコスト高や、熟練職人の減少により、
現在ではあまり見かけなくなった背表紙のクーターや
バンドにもこだわりました。
日記帳の本文(中身の紙)には、ライフ社の全面協力により
定評ある同社のフールス紙の3年日記と同じものを
使用しております。
 万年筆との相性は抜群です。

ご注文方法・送料などについて
アサヒヤ紙文具店オリジナル
帳簿式3年日記帳
本文: ライフ社製
この製品は、年一回生産の限定品です。

この製品は、現在、職人さんの引退により生産ができておりません。
そのため、在庫も終了し、取り扱いを休止しております。
出来る限り早く販売を再開したく、職人さんを探しているところですが
それまでの間は、製品情報・資料としてご覧頂けましたら幸いです。
ご理解のほどお願い申し上げます。


    製品のラインナップ
表紙の素材の違いで、2種類ございます。
どちらも、本文(中身の紙)の内容は共通となっております。
背表紙の色は、それぞれに2色ございます。 サイズはA5判です。
画像をクリックすると拡大できます
帳簿式3年日記帳 雲形クロス表紙
雲形クロス表紙タイプ
表面に雲形の模様が表現されています。 全体にわたる細い横しまのエンボスが指紋にフィットし、安定した取り扱いができます。
雲形の表面材には紙のタイプもありますが、本製品は布製を使用しており、より耐久性に優れます。
三角形のコーナーは背表紙と同じビニール素材で、アクセントの意味と同時に、強度を確保しています。
帳簿式3年日記帳 ビニールペーパー表紙
ビニールペーパー表紙タイプ
裏地が紙でできており、表面がビニール素材になっています。
そのため、摩擦や破れに強く、汚れも簡単に落とすことができます。
背表紙は雲形タイプと同じビニール素材です。



 オリジナル3年日記帳  雲形クロス表紙タイプ
画像をクリックすると拡大できます
帳簿式3年日記帳 雲形クロス表紙タイプ 【ブラック】  雲形クロス表紙タイプ 【ブラック】
 ● サイズ: A5判
       外寸: 215 x 149 x 29 本文: 205 x 135 mm
 ● ページ数: 397ページ(日記部分 366ページ)
 ● 罫内容: 6mm横罫 ・ 1日あたり10行 x 3段
 ● 本文の紙質: フールス紙
品切れ中です

帳簿式3年日記帳 雲形クロス表紙タイプ 【ボルドー】  雲形クロス表紙タイプ 【ボルドー】
 ● サイズ: A5判
       外寸: 215 x 149 x 29 本文: 205 x 135 mm
 ● ページ数: 397ページ(日記部分 366ページ)
 ● 罫内容: 6mm横罫 ・ 1日あたり10行 x 3段
 ● 本文の紙質: フールス紙
品切れ中です


 オリジナル3年日記帳  ビニールペーパー表紙タイプ
画像をクリックすると拡大できます
帳簿式3年日記帳 ビニールペーパー表紙タイプ 【ブラック】  ビニールペーパー表紙タイプ 【ブラック】
 ● サイズ: A5判
       外寸: 215 x 149 x 29 本文: 205 x 135 mm          
 ● ページ数: 397ページ(日記部分 366ページ)
 ● 罫内容: 6mm横罫 ・ 1日あたり10行 x 3段
 ● 本文の紙質: フールス紙
品切れ中です

帳簿式3年日記帳 ビニールペーパー表紙タイプ 【ボルドー】  ビニールペーパー表紙タイプ 【ボルドー】
 ● サイズ: A5判
       外寸: 215 x 149 x 29 本文: 205 x 135 mm
 ● ページ数: 397ページ(日記部分 366ページ)
 ● 罫内容: 6mm横罫 ・ 1日あたり10行 x 3段
 ● 本文の紙質: フールス紙
品切れ中です

ご注文方法・送料などについて


使用レポート  -店長 萩原より使用インプレッション-

表面素材の特徴 画像をクリックすると拡大できます
雲形クロス表紙 ビニールペーパー表紙 写真左: 雲形クロス表紙
写真右: ビニールペーパー表紙
雲形クロス表紙は、帳簿でお馴染みのもので、光沢の度合いの違いにより、雲のような形の模様が見えます。
全体には細い横しまの溝が走っており、これが指紋に程よくフィットします。
コーナーの部分には、背表紙と同じビニール素材が貼られ、棚からの出し入れや取り扱い中の摩擦から角を保護します。

ビニールペーパー表紙の方は、表面に細かいシボ模様がありますが、触って凸凹を感じる程のものではなく、スムーズな感触です。
この素材は、裏地が紙でできているので、芯材にしっかりと張り付くと同時に、表面はビニール素材のため、耐久性に優れます。

本文の内容と紙質 画像をクリックすると拡大できます
3年連用日記 全体のレイアウト 1日分の日記の記入スペース 写真左: 全体のレイアウト
写真右: 日記の記入スペース
本文の仕様は、雲形クロス ・ ビニールペーパー表紙タイプともに共通で、罫線の印刷色は落ち着きのある深緑色です。
3年連用できるよう、1ページは3段構成になっています。 使用を続けて行きますと、前年や前々年の同じ日の日記を読み返すことができます。
1日あたりのスペースは、横書き10行で、1行の罫の太さは6mmです。
長く続けるには、ほど良く使いやすい量と感じます。
スタートは、1月1日からになっています。

巻頭には12ページ分のメモ欄、巻末には10ページ分のメモ欄と、9ページで81名分記入できるアドレス欄が設けられています。
 巻頭のビジネスメモ欄 巻末のメモランダム欄 巻末のアドレスメモ欄
巻頭のビジネスメモ 巻末のメモランダム 巻末のアドレスメモ

フールス紙の書き味 裏面のようす 写真左: 筆記テスト
写真右: 裏面のようす
紙は、万年筆と相性の良いフールス紙を採用しています。
滲みや裏抜けしにくい紙質で、しっかりと張りのある風合いのため、ペン先との当たりもスムーズです。 素直で快適な書き心地が楽しめます。

日記帳のため、当然 両面に筆記しますので、各種のペン・インクでテストしました。 詰めて書かれることも考慮して、小さく書いたものを拡大しています。
ウォッシャブル、パーマネント、カーボン、水性ローラーボールで書いていますが、ご覧のように、にじみについてはまず問題はございません。

裏面への 「裏抜け」 も、よく止まっています。 透けて見えるのは 「裏写り」 で、インクは抜けていないことが分かります。
この中では、一番下の 「ぺんてる エナジェル」 の筆跡だけは抜けてしまいました。
このペンは、浸透スピードが速いので速乾性と同様のメリットがあり、発色も良いので、ご愛用のかたも多いと思い、テストに加えました。 この銘柄の青や赤の発色は特に素晴らしいので、私も愛用しています。
ただし、今回のような場合は、浸透性の良さが影響して裏抜けしますので注意が必要です。

製本へのこだわり 画像をクリックすると拡大できます
充分な厚みの表紙 溝のおかげで開閉が楽です 写真左: 厚く丈夫な表紙
写真右: 表紙が開きやすい構造
表紙は、厚さ 3.5mm の丈夫なつくりになっています。
表紙と背表紙の接合部分には溝が設けられており、内部で別パーツになっているため、表紙が開きやすい構造になっています。

クーター 背のバンド 写真左: クーターによる丈夫な背表紙
写真右: 背表紙につけられたバンド
背はクーターにより、硬く丈夫な構造になっています。
クーターは、板紙を数枚重ねて固めたもので、木型に沿わせてこの曲面を作っています。 がっちりとした安心感があります。
日記帳を開くと、中身の紙の背の部分とクーターは離れる構造ですので、しっかりと見開きの状態にすることができ、安定して筆記できます。

背表紙には、バンドと呼ばれる突起があります。
バンドとは本来は、古くからの西洋の製本で中身の紙と背を糸で接合した際の、糸の露出部分をカバーする目的でつけられていたものです。
この日記帳では、開いて筆記を繰り返すうちに、背表紙の箔押し部分や、あとでお客様がタイトルなどを付けられた場合に、それが磨耗するのを防ぐことと、飾りの意味としてつけました。
バンドをつけたことにより、製品の雰囲気が一層重厚になりました。

付け根にに内蔵のばね 快適に開けます 写真左: バネ
写真右: 気持ちよく開けます
表紙を開くと、付け根の部分にバネと呼ばれる紙が貼られています。
バネは、表紙を開いたとき一緒に次の紙が追うようにして起き上がって来てしまうのを防いでいます。
気持ちよく表紙を開くことができます。

栞は2本あります
▲ しおりは2本付いています

しおりは、色違いで2本ご用意しました。
日記部分と、メモ欄にそれぞれ使用するなど出来ますので、使い勝手に応じてご活用いただけます。


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江戸っ子の頑固職人 恩田氏
この日記帳を実現するにあたり、製本職人の恩田氏にたいへんお世話になりました。
恩田氏は代々、主に帳簿の製本を手掛けてこられた製本会社の社長さんです。 チットブックを長年にわたり一手に製本してきた人物でもあります。

工場にお邪魔すると、チットブックの生産にしか使用しない機械なども存在し、そのこだわりが伝わってきます。
恩田社長からは、帳簿の様式や構造にはそれぞれにきちんとした理由があり、そのために多くの工程数が必要なこと、改ざんや工作を防止するための昔からの工夫など、たいへん興味深いことを色々教えて頂きました。

昔の帳簿や作品を見せて頂いているとき、小口(中身の紙の断面)がきれいな色と模様で染められたものをみつけました。
これはマーブルというものですが、現在の帳簿ではスプレーで色を吹き付けただけのものとなっています。
ところが、そのマーブルは何色もの色を使ったきれいな孔雀模様になっていました。 断面の3箇所とも、すべてそうなっていました。
最初は、装飾としてのものかと思いました。

ところが、この優雅なマーブルも、帳簿としての大切な機能の一部と聞いて驚きました。
これは、万が一ページが抜かれたり破かれたりした場合に、その孔雀模様の上では明らかな模様の段差となって現れることにより、改ざんの発見・防止の機能を持っていたのです。

このようなマーブルは、最初にこんにゃくの上に模様をつくり、そこに小口を当てて模様を転写して付けていたとのことです。
当時、マーブルを付ける日には、魚を焼かないといった習慣もあったそうです。 煙の中の油分がこんにゃくに付くと、絵の具の乗りが悪いからです。

また、当時の帳簿の罫線の印刷が、罫引きという水性インクを使用する印刷方法を採っていたのは、インキ消しを使った場合に水性インクの罫線も一緒に消えてしまう性質を利用した改ざん防止策であったことも、つけペンや万年筆が主流だった頃が想像できる事実でした。
この罫引きで印刷されている文房具は、僅かですが現在でも存在しています。 よく見ると、淡く味わいのある線の表情が見えます。

きれいなマーブルを目にして、ぜひこれも今回の日記帳に再現したい、と希望しましたが、残念ながらこの技法を有する職人さんが現在では極端に減っていて、実現できませんでした。
マーブルだけでなく、この日記帳のように手間と時間をかけた製本自体が、現在の時流に沿っていないせいか、あまり行われないようです。

とことん、きちんと作ったらどうなるか。 今どきやらない製本をお願いしたらどうなるか。 やってみました。
結果、革も使用していないのに、このような価格になりましたが、仕上がってきた作品を見て、きっと末永くお供させていただける逸品と、確信しました。


便利な使い方をご提案頂きました
この3年日記帳に限らず、日記帳は使用開始の時期により、途中から記入するケースも多いと思います。 この点は、私も気になっておりました。
また、基本的なことですが、長く続けるには根気が必要・・・、という部分もございます。
そんな折、お求め頂きましたお客様より、この日記帳のとても便利な活用法をお知らせ頂きました。
ご自身が実践なさっている使い方で、運営されているブログにて詳しく解説もしてくださっています。 私もさっそく拝見し、たいへん感激しております。
ご了承を頂き、リンクをさせて頂きましたので是非ご覧ください。

 文房具好き、本好きの 「ぱいたん」さんのブログ 道化は踊る

万年筆のインクにも造詣が深く、各種インクでの筆記テストの写真もご掲載くださっています。 本当にありがとうございます。

お薦めの活用法、ご意見などございましたら、ぜひお知らせくださいませ。
心よりお待ちしております。


● 商品写真の色は、実物と異なって見えることがございます。


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